症状の具合によって治療の方法は異なっていきます

具体的な治療法

コルセットによる装具療法

曲がった脊柱を矯正するために、胴体部に大型の装具を装着して生活を送ります。服を着ていればそんなに目立たなくて、ちょっとした運動なら支障がないため、不便を感じないものもあります。また、変形の角度や部位によっては使用する装具にも特性があります。特にボストン型やジャケット型などが知られています。

体操などの運動療法

装具療法と一緒に行われるのが体操などの運動療法になります。装具を付けて生活を送ると筋肉が弱ってしまう傾向があります。それを予防する意味合いで、装具を外したときに体操をするわけになります。ただ、この運動療法によって側弯症の進行が防げた、改善されたとの医学的根拠がないのが現状です。あくまでも装具療法の補助的なものとして行われることが多いでしょう。

矯正力が強いギプス療法

コルセットの装具よりも矯正力が強いのがギブスにあります。治療効果によっては1~2か月程度ギブスを利用することもあります。ある程度、矯正効果を得ることが出来ればその後は装具を利用して行きます。コルセットなどの装具療法と比較してみても、ギブスは扱いにくいとされているので、よほど重症ではない限り導入されることはないでしょう。

器具を使用した牽引療法

専門の器具を使用して背骨を伸ばすのが牽引療法と呼んでいます。例を上げると、首と腰にベルトをかけて自分で背骨を伸ばすように動作を行なうものをコトレル牽引法と言われています。このような牽引療法は、基本的に手術前や装具療法の補足として行われることが多いです。

側弯症の手術とは

脅威から腰椎にかけての側弯症で、変形した角度が40~50度を超えるようだと手術を検討します。手術方法は主に前方法と後方法に分かれています。前方法は腹部から切開をするもので、後方法は背中から切開して脊椎にアプローチを行ないます。なお、この側弯症は色々な技術の進化によって、患者への負担を軽減する方向にあり、かなり改善されていると言っても良いでしょう。今後の医療技術の発達によって、さらなる改善が期待されます。

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